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とある国に、とても栄えていた王国があった
その国の民から期待されている中、僕ら双子は産まれた
その誕生を祝福するかのように、教会の鐘がなった…
だけど…僕らが幼き頃…
大人たちの身勝手な都合により、共にいることを許されず…未来も2つに裂けてしまった…
あれからだいぶ月日も過ぎ、僕は召使に…彼女は王女へとなった
僕アレンと王女リリアンは久しぶりの再開を果たすことになる…
「リン…僕のことが分かるだろうか…」
そう不安になりつつも、僕は城内へと足を踏み入れ王女のもとへと進んだ…
これは、召し使いと王女という各位が分かれてしまった双子が織り成す切なき物語…
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