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アークスシップ ショップエリア
とりあえずリリー達はその少女を連れてショップエリアに戻ってきた。
「で?あなたの名前と所属は?」
リリーは眉間に指を当てながら質問する
「うん。私の名前はリーナ。所属はアークスシップ四番艦『アンスール』です」
リーナと答えた少女は質問に答える
「えっと・・・どこにもリーナって名前のアークスは居ないだけど・・・」
ウルクは端末で確認するのだがリーナって名前はどこにもなかった
「はぁ。嘘をついてるって訳じゃないし・・・どうなっているのよ」
リリーは頭を抱えながら首をふる
「リーナ?ちょっとアタシも質問良いかしら?」
「はい・・・」
ユクリータは何かしら気付いたのかリーナに質問した
「今何年かわかるかしら?」
「え?今はAD281年じゃないですか?」
「!?」
リーナの回答にその場に居た全員がびっくりする
「リーナちゃん。今はAD241年だよ・・・」
マトイは恐る恐るリーナに今の年を教える
「えぇ!?嘘ですよね!?マトイお姉ちゃん!?」
リーナは声を張り上げてマトイに問いかける
「うんん・・・本当だよ」
マトイは申し訳ないように首を振る
「そんなぁ・・・」
リーナは涙目になりその場に座り込む
「ウルク・・・悪いけど、シャオに連絡取れるかしら?」
リリーはウルクに向かってシャオに連絡取れるか聞く
「ん?出来るけどどうする気?」
ウルクはリリーの質問に答え逆に質問し直す
「現状報告と無茶を押し通す」
リリーはリーナを見ながら答え、アフィンにアイコンタクトを送った
そのアイコンタクトにアフィンは首を縦に振っただけだった
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