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しかも、これから魚屋にも八百屋にも行かないといけないのに。
どうしたものかと思っていると、その女性がすっと手を伸ばしてきた。
何だろうと思っていると、胸元をつんとつつかれる。
「これでしばらくは封印。」
封印?
「私の居所がバレないように。」
「居所?・・・え・・・」
俺の胸元にあるのは、首から下げた御守りで、見聞きしようと思えばウカさんやタカさんに俺の言動行動がバレバレな盗聴盗視機能付き。
それを封印したっていうのなら・・・
「あ、あの、もしかして、高天原関係者とかですか。」
女性は、にこにこと笑っている。
なんだろう、女性を中心とした周囲が明るいような。
人柄が滲み出ているってだけじゃないような気が・・・
「直接お会いするのは初めてですけれど、お姿は拝見したことがありますのよ。その・・・下帯姿でいらっしゃいましたけれど。」
下帯姿・・・下・・・・・・まさか下着か!?パンツ姿か!?
嘘だろう、嘘だと言ってくれ!
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