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スサくん、一気に青ざめる。
「い、い、いやだぁぁあ!!あんな狂暴吸血鬼のところとか、あり得ないだろうがああああ!それと、泉実の笑顔がまた怖くなってるー!」
おっと、そんなに怖い表情になっていたか、俺。
まずいまずい。
しかし、華原さんのところへ引き取られるのと、俺の顔のことは言ったが、封印のことは言及せず。
いいのか、スサくん、また子供になっても。
次に封印されたら、俺は引き取らないからな。
「泉実!どういうことだ!場合によっては、こやつら全員相手にしてやる!」
しなくていいです、むしろするな。
いつもの席に座ってもらい、俺の方からことの顛末をミハイさんに説明した。
スサくんの悪戯も、高天原でのアイドル化計画も、照子さんの家出も、そこの小上がりでのダンス特訓も。
話が進むにつれ、ミハイさんからの怒りオーラが強くなる。
全部聞いたところで、ミハイさんの絶叫。
「貴様ら何という愚かな!!TMH50だと!?そんなくだらんものを計画するとは許しがたい!!アイドルと言えば!崇め奉られ熱烈に支持されるべきは、泉実ではないか!!」
俺がイエローカードを瞬時に叩きつけたのは、言うまでもない。
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