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密だろうと侵入どころか気配を感じることすら出来ませんよ。ここに居て良か
ったですね」
先生の説明に、ほーっと息をつく友人一同。けれど先生、ファーザス君が壁に
めり込むのは防げてませんよ?
「やれやれね。それなら、ファーザス以外は特に心配しないでまだのんびりし
てましょうか?」
「イテテテテ……っておいナナ、なんでオレだけ仲間から外れるんだ?」
「当たり前でしょう?アンタはバキバキに壊れたこたつの修理をしなさい!終
わったらちゃんと私の奴隷に復帰させてあげるんだから」
「いつからオレはお前の奴隷になったんだこらあ!?」
ナナの命令にようやく復活したファーザスが叫ぶが、全員の爆笑で終わってし
まった。ガンバレファーザス、男は我慢だ。
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