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悠斗said
俺は南と一緒に帰りたかったのに…結局、実咲と帰っている。
何故、こうなったんだ。
俺の計画は南と仲直りをし、また告白し直す予定だったのに…南は俺と居たくなきのか、本音を効かせてくれよ…
「ねえ、悠くん!」
『…あっ、どうした?』
「上の空だし…はあ、南のことなんだけど」
『おお…』
実咲「この頃さ、私のことを"実咲ちゃん"って呼んでるの気づいてた?」
『えっ…気づいてない』
「だよね…自然と"実咲姉"から"実咲ちゃん"になってるんだよね」
そういえば、この前泊まりに行った時に"実咲ちゃん"に変わっていた…何で気づかなかったんだろう
「あれはね、昔からそうなんだけど寂しい時に出るんだ。誰かに甘えたいけど、僕は簡単に甘えちゃいけないんだって…」
「思い込んでいるんだから"彼氏"なら支えてあげて!私の時みたいなことはしないであげて!お願い」
『おお、後さ俺…あいつの彼氏って言ってないよな?』
「…そりゃあ分かるよ。南と悠くんが付き合っていて、好き同士なんて。私は悠くんが好きだと告げたとしても悠くんは絶対に南の所へ戻ると…」
『……』
「私は告げるだけだったのに、南にはすぐに悠くんとは今は何もないよって言おうとしたけどできなかったんだ。意地悪したかったみたいで。、だから南を抱きしめてあげて欲しいの…」
『わかった…俺が絶対に見つけて実咲の所へ戻すから待っててくれ』
「うん、分かった。待ってるよ!」
俺は実咲に伝えて南を探しに行った。でも、近くにはいなくて探す場所がないって思っていると前に一緒に行こうと言っていた、少し遠くの海を探していなかったから俺は向かった。
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