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僕は昔っから平凡だった。
中学2年のときに、
告白された。
学校一のイケメン岡本悠斗(おかもとゆうと)に…
「浪岡、俺と付き合ってください!お願いします!」
『あっ、はい…』
「良かった!ありがとう」
僕は恥ずかしくて照れていたら…
チュッ
唇にキスされた。
「これからよろしくな!」
驚いて俯いてしまった。
岡本くんが僕のファーストキスを奪っていった。
恥ずかしくて岡本くんが見れなかった…
次の日、僕は教室に入るとと…
学校新聞が貼られていた。
そこには岡本くんと僕がキスをしている所だった。
僕は顔を真っ赤にしていると、教室のドアが開いた。
そこには岡本くんが居た。
「みんな、おはよう!」
「おはよう!悠斗、これどういうこと?」
岡本くんに話かけたのは学年二のイケメン田沼幸仁(たぬま ゆきひと)だった
「ん?何?」
岡本くんは学校新聞に目を向けた。
「あぁ、俺と南は付き合ってるよ!」
岡本くんがそう告げた瞬間、驚いた顔をする人や泣き崩れたりする人も居た。
「そっか…おめでとう!」
「ありがとう!」
そこで"おめでとう"と言ってくれたのは田沼くんだけだった。
その次の日から僕は虐めを受けていた。
岡本くんや田沼くんが居ない所で暴行と暴言を受けていた。
助けを求めたかったが…どこにも味方が居なかった。
岡本くんや田沼くんに話せば、余計に虐めが増えてしまうだろう。辞めたのだ。
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