花言葉

あとがき

伊勢谷千鶴
菫の片思いの相手です。菫のことを好きかどうかは曖昧なところもありましたが、人間の気持ちなんてそんなものかなとも思い、そのままいきました。何でも好き、嫌いに分けられるものでもないので。ただ、教師として菫を恋愛対象にはできないという思いはありました。
次作では多分、出番は少なくなると思います。

安藤真尋
ここまでバンドをしている設定を引っ張るつもりはなかったのですが、引っ張らざるおえなくなってしまいました。父子家庭でそんなに裕福な家庭ではないです。母親がお腹の大きい時に出て行ったので、顔も知らない妹がいます。他人と深く関わることをあまり望まないタイプです。大勢の友達より、話の分かる人が一人いればいいって感じです。
桜のことを好きかどうかについては、曖昧なままですが、今後少しずつ書いていきたいと思います。

松田猛
こういうキャラは本当に話を進めやすいので、有り難いです（笑）。成海の親友で、真尋とも仲はいい方です。サッカー部の時期エースです。ちなみに菫のことは神谷さん、桜のことは神谷と呼んでいました。
成海に対して過保護なところがありますが、そのあたりについても、次作になります。

間宮礼央（ベース） 佐々井亜貴（ギター） 相野翔太（ドラム）
真尋のバンド仲間兼親友。桜とも友達として仲良しです。この三人の話を書くのは書きやすかったです。礼央も亜貴も翔太も真尋と同様に家族の問題を抱えて乗り越えて大きくなっています。亜貴はまだ完璧に乗り越えていませんが。ちなみに亜貴はお坊ちゃんです。家が裕福なので、成績さえ良ければ、バンド活動の費用は出してもらえます。礼央と翔太はバイトでお金を稼ぎながら、バンドを続けています。

川霧理沙
菫の友達。話を進める上では、こういうキャラがいるとかなり助かります。陸上部マネージャーで、菫の良き理解者。ちなみに桜とは、それなりに仲良しといった感じです。菫を介して桜と理沙は友だちになりました。