喧嘩祭

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『そっちの準備よろしく。』 「はいよ。」 ヒラリと手を降る要を横目に見ながら再び月詠を見やる。 『あ、名前は変えられる……けど…… どうします? 顔を隠すのも問題なし。』 「構いませんよ。そのままで。顔は・・・昔使っていた仮面でも使用させて頂きます。」 二人が月詠の顔を見やる。 「よろしければいくつかありますので使いますか?」 少し考えてから口を開いた。 『楽しそう。3人分・・・』 期待する目が訴えかけてくる。 「持ってなかったか??」 『お揃い。』 「なるほど」 「それは面白そうですね。」
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