予告状

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「『いただきます。』」 食事が始まる。 しばらく進み賑やかになり始めた頃。 「そういえばさっきの手紙カナに渡していたけど何?」 アオがキイとの会話を中断して話に入ってくる。 『予告状という名の招待状。』 「何それ??」 『恒例行事。』 「・・・間違ってはいないけども。 ・・・簡単に言えば喧嘩祭りかな。」 「??」 『裏事情。』 「いや。それ言葉の端折りすぎだから。」 「あ。そうだ。ユエさん組みませんか? 2人までならチーム組んでもいいルールですし。タツは主催者側に別件頼まれる予定ですし。こっちに詳しい人なら観覧席に入れても大丈夫ですし。」 そう言って浦桐が座る方を見る。 どうやら食事は終わったようで、なんだ?とこちらを見返してきていた。 「・・・わたしが参加をしてもよろしいのですか?」 カナとタツが顔を見合わせ、ユエを見てから頷く。 「では、カナくんよろしくお願いします。」 『カナ参加、メンバーにユエさんで返事する、 そっちの準備よろしく。』
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