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先に言ってしまうと、その次世代は……僕の希望は、失われた。
それは別に、魔王やモンスターに世界を滅ぼされたというわけではない。
しいていうなら、人。人がこの世界を、変えたのだ。
その始まりは、僕の居る王都マグナブラとは異なる場所、かつて魔法都市と呼ばれていた場所、バルマヒルの技術革新がキッカケだった。
六人の魔法使いが集結し、彼らは魔法を更に応用的かつ、実用的に使えるものを、『練魔術』として世界に普及させたのだ。
練魔術の普及は世界に革新を与え、人々の生活はより豊かになり、そしてその中で、兵器というものが作り出されたのだ。
兵器は、例え戦闘のセンスが無くとも、引き金を引くだけで魔物を虐殺することができる。
兵器は、凡人を天才のレベルにまで、その戦闘力を引き上げることができる。
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