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「ん、そうだね。まずはそこに至るまでの地面に影響を及ぼさないことからしてみては?ご自分で、何日かかったか、記録しておくといいですよ」
そんな話をしていると、ムトたち騎士団の面々と、親衛隊の面々が集まってきた。
「ミナ、何してるんだ?」
ムトに問われて、ミナは答えた。
「土の伝達の練習。鍛練するんだ?」
「ああ。土と風と水に乗る方法をな…土の伝達?」
「うん。足元に気を付けてね」
「ん?地面に字を書くのか…!これはいい!」
「ムトもやってみる?」
「やってみたいが、取り敢えず今日のところは、やることがある…また機会を作るから、教えてくれ」
「分かった」
こうして空き地では、鍛練…というより、まとめて術の練習が始まった。
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