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何だ此処は・・・
驚きすぎて、声にならない。
恐る恐る立ち上がり、観覧車を見上げた。
他のアトラクションは動いていないのに、観覧車だけがゆっくりゆっくり周り続けている。
夜の遊園地にある観覧車に乗ると、星空レストランへ行ける
その話が頭を過った。
「う、嘘だろ」
漸くそんな呟きが声になった。
雄一。
これに乗れば会えるのか?
気付けば俺は観覧車に乗り込んでいた。
そうして頂上に昇り着いた時、突然ドアが開いたかと思うと、空中である筈の目の前に大きな半透明の階段が現れた。
その階段はよく見るとキラキラと輝いており、小さな星が集まって出来ているのがわかった。
その階段を上った先に、お店があった。
【星空レストラン】
店のドアには、お洒落な字体で書かれた看板が掲げられていた。
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