四回目の情事

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壁に背中を合わせると、ひんやりとした壁の温度で一瞬身体が強張る。 出しっぱなしにしていたシャワーの向きを私の身体に向け、彼が私の足を上げて身体を壁に押し付けた。 抱きあいながら繋がる形になる。 「お前の顔が見たくて、我慢できない」 キスをしながら繋がった部分に身体を激しく打ち付ける。不安定な体勢になった私は彼に抱きついたままその動きに合わせて声を出し、彼の名前を呼びながら何度か我慢出来ずに達してしまう。
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