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バルベロ姐さんと万姫ちゃんのふたりごと
バルベロ「ちょいと!こんな所で寝ないでおくれよ!帰るよ!」
万姫「ふにゃ~。疲れた、のじゃ~。眠い、のじゃ~」
バルベロ「ほら、ピッピと動く!しゃんとしな!」
万姫「い~~~や~~~じゃ~~~」
バルベロ「……仕方が無いね。
『あ、あんな所に余暉が(棒読み)』」
万姫「えぇ~~~?余暉どこな、のじゃ?(ガバッ)」
バルベロ「……嘘だよ。ったく。どんだけ余暉って奴の事が好きなんだい!起きたんなら帰るよ!」
万姫「ぷぅ。騙した、のじゃ?」
バルベロ「ハイハイ。ゴメンよ~(棒読み)。アンタ、アタイに一途~とか言ってたケド、アンタの方がよっぽど一途じゃないのかい」
万姫「余暉好き、じゃ。むふー」
バルベロ「……気になってたんだが、それ、むふーって笑ってるのかい?」
万姫「おかしいかの?初めて言われた、のじゃ」
バルベロ「まあいいよ。ホラ、おぶってやるから乗んな」
万姫「ありがとうな、のじゃ~。よいしょっ、と」
バルベロ「ぐッ……!?重ッ!?」
万姫「妾は、半分龍だからヒトよりちょ~っとばかり重い、のじゃ~」
バルベロ「こッ……れは、【次幸】に着いッ……たら、アタイまッ……で倒れそ……うだ、ね……」
万姫「ふぅ~。楽チンな、のじゃ~」
某所の余暉「ブェックション!!
……あー?誰だ?俺様の悪口言ってやがんのは?
……Brotherか?」
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