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信じられないが、アウトラインとして同様のことを書いてあるのだ。
（私、過去に歴史本で読んだことあるのかなぁ？）
そうとしか考えられない。
しかし、あのアロマテラピーショップで、同様のトリップを数回経験しているのだ。
違う香りの、違う内容でも……
「これは……何か意味があるのかもしれない」
ななこは動物的な勘を働かせた。
「これなら、もしかして、書けるかも……？」
思い浮かんだのは小説だ。
「歴史小説？いや、ファンタジーでもいい。何か、生み出せるかもしれない！」
精油からヒントをもらう。
その世界を広げていけば……
（今度こそ、いけるかもしれない）
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