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「凄い...」
その戦闘力にソフィアも生き残った兵士達も釘付けになる。
「なんだコイツ!!」「にげろーー!!」
慌てふためき逃げ出すオーク達。返り血の一滴も浴びてないシグレは吼える!
「聞けーオーク共! 今後この国に攻めてきてみろ!この閃光の刃が何処からでも舞い戻り貴様らを八つ裂きにしてやる!我が名のシグレ!この国を守護するのもなり!!」
逃げ惑うオーク達の単純な脳みそにシグレの名が刻まれたのは明らかだった。
その1件以降 シグレは命の恩人たるソフィア姫に忠誠を誓い。同じく自分の命と兵士たちを守られたソフィアはシグレに絶大な信頼を寄せていた。
そんな掛け替えのない忠臣がその忠義心故に今宿敵のオーク達に犯されている。
その事実に何も出来ない情けなさと 今無事なことに安堵している自分の醜さに涙が止まらないソフィア姫。
「うんうん 泣いてるソフィアちゃんも可愛いなぁ でも安心して アイツとの約束はちゃーんと守るからね!」
二タニタと汚い笑顔のジャバル
「最も あれだけのオーク達に犯されたら二日と持たずに死んじゃうかもね! アイツが死んだら約束は終わり その後は吾輩とソフィアちゃんが誰にも邪魔されずゆーっくり愛し合おうね」
「ひどい...なんて奴なの」
「シグレ...ごめんなさい ごめんなさい...」
その頃シグレは見るも無残な状況だ。穴という穴にオークの一物をぶち込まれ息も絶え絶えだ。おまけにシグレの身体にぶち込まれる肉棒の数はまだまだある。
「はぁはぁ!たまんねぇ 1回だすだ!!」
「出したら代われよ!」「早くしろ 後ろがつかえてんだ!」
『やめろぉ 出すなぁ!!!』
そう叫びたかったが口が肉棒で塞がれているため声が出ない。
「うがぁぁ!!出るっ!!」
ドピュドピュドピュドピュ
「!!!!!」
オーク達のドロドロとした欲望がシグレの中に注がれてしまった。
「いや...出されてる。私の中にオークのやつが...」
その時!シグレの脳内に電気の様なものが走った。このドロドロとした感覚 覚えがある!!それはいつだ? 遠くない昔だ?! 不思議な感覚がシグレを支配した。
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