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「誰が貴様オークに命乞いなどするか!さっさと殺せっ!」
毅然とした態度のシグレ。吐きつけられた唾を拭いその手のひらを美味そうに舐めるジャバル。
「流石は最強の女騎士!敵ながら天晴れ!」
「よし、お前には死ぬより屈辱的な処刑をしてやる。」
「なに...まさかお前...」
「そう!お察しの通りお前が命を捧げ守ってきたこの可愛いソフィアちゃんを目の前でめちゃくちゃにしてやる!」
「貴様~!!」
「そもそも吾輩の目的はこのソフィアちゃんと夫婦になる事。お前なんてどーでも良いのだ。」
そう言うとジャバルはソフィア姫のまだ未発達の乳房や誰にも見せたことの無い秘部をドレスの上からまさぐり始めた。
「やめてぇ...そんなとこ触らないでぇ...」
余りの不快感に泣き出すソフィア。
「やめろぉ!姫様に汚い手で触るなぁ!!!」
「それが人にお願いする態度か?シグレよ 貴様が敗北を宣言し 吾輩達にその身を捧げるといえばソフィアちゃんには指を触れないと約束しても良いぞぉ~」
「本当か...」
「あぁ 吾輩は国王 民の前の言葉に嘘偽りなどあるか」
二タニタと笑うジャバル。100%嘘だとシグレには分かっていたがこのままではソフィアは今すぐにでも汚されてしまう。それだけは耐えられなかった。
「くっ...わっ...私...シグレは...」
「ダメよシグレ!私なんかほっといて!私の為に敵に負けちゃダメ!!」
「姫様...」
「泣かせるねぇ!さぁシグレこんな優しい姫を憎いオークに汚されてもいいのかぁ? お前が身を捧げればソフィアちゃんは助かるのだぞ!」
己の不甲斐なさで唇を噛むシグレ。悔しさの涙の変わりに血が一筋涙の代わりに流れる。
「私 シグレは...これまでオーク様達に行った非道な悪行の償いとして... この肉体全てを...皆様に捧げます…なのでどうか!どうか姫様だけはお助けを!!」
「ぐはははははは!本当に言いよったコイツ!皆の者聞いたか! それではこれより勝ち戦の褒美をやるぞ!褒美はこのシグレだ!煮るなり焼くなり好きに致せ!!」
うぉぉぉぉ!!!!!!!!
ジャバルの言葉が最後まで言わない内に聴衆席のオーク達がシグレに向かってなだれ込んできた!
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