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そう静かな口調で言ったのはスヴェンだ。
「陛下に対してあまりにもひどい態度です。」
マコトはふぅ、とため息をつく。
私ももっと冷静にならなきゃな、、、
「スヴェン様は陛下に甘くありませんか?」
「私は陛下が悪いと思えば陛下に指摘します。でも当然のことしかしていないし、言っていない。」
その場はスヴェンに任せることとして、、、
私は治療室の扉を開けた。
話の途中で、とキーン卿がつぶやくのが聞こえたがお構いなしだ。
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