マゾ男

7/7
25人が本棚に入れています
本棚に追加
/170ページ
謎の男「あの、おとこおんな…馬鹿な真似を。ベッドに縛り付けておけ」 宇佐木「はい、そう伝えておきます」 謎の男「三つ目は?」 宇佐木「あの手練の者ですが、八雲さんの拷問を受け、仲間はいない、一人で復讐をとかなんとか言ってます。それに拷問を受け過ぎて失神中です」 謎の男「大胆にも余の命を狙う奴だ。他に仲間がいると思ったが…調べたスマホから何か他にわからなかったのか?」 宇佐木「はい、実はもう一人だけ怪しいと思われる人物が通話記録に残っていました。現在調べていますがまだ…」 謎の男「あの青髪の若造、いったい何者だ?マッスルや一条を倒すほどの腕前だ。どこかで戦闘訓練を受けたに違いない」 宇佐木「青夜という名前以外わかりません。大切なものを奪われた復讐とか言ってましたから今まで殺した者の中にその大切なものが含まれてるのではないでしょうか?」 謎の男「今まで殺した奴なんて山ほどいるぞ?しかし、たかがそんなことの為に復讐とは。へそで茶を沸かすとは正にこのことだ。ハッハッハ!」 そう言って大笑いする謎の男。 こうして礼司は精神病院に監禁され、青夜は拷問を受け失神し、二人はそのまま外には出られず監禁されていくのだった。
/170ページ

最初のコメントを投稿しよう!