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「もう、そんなの取っ払って、ひっくるめて友達でいいだろ」
『友達。』
「ったく、大の大人に恥ずかしい事言わせんなよな!」
『アキラと私は友達。』
アキラは、デスプレイの【スペアナ】をにらみつける。
「なんだ、文句でもあるのか?」
一瞬、コックピット内に沈黙がはしった。
『うれしいです。』
「え?」
『こんな私を友と呼んでくれるのですね。』
アキラは面食らい、思わず鼻をかいた。
「当たりめ~だろ、何度もいわせんなよ」
『1回しか言ってませんよ。』
「うるせ~っての!!」
こうして、アキラとガイズの穏やかな時間は過ぎていった。
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