思い出の詰まった場所

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思い出の詰まった場所

両親がいなくなって、広い家に一人きり。 親戚は、独りで暮らすのは危険だと言うが、この家には大切な思い出が詰まっている。 ある日、強盗が押し入ってきた。 「金を出せ!」 ここに金はないが、人は無意識に気になるものに目がいくもの。 私の視線から、古い箪笥の中に何かあると確信した強盗は、箪笥の引き出しに手をかけた。 「うわぁ!」 腰を抜かす犯人をナイフで刺し殺した。 古い箪笥の中に新たな秘密が仕舞われた。image=507804583.jpg
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