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思い出の詰まった場所
両親がいなくなって、広い家に一人きり。
親戚は、独りで暮らすのは危険だと言うが、この家には大切な思い出が詰まっている。
ある日、強盗が押し入ってきた。
「金を出せ!」
ここに金はないが、人は無意識に気になるものに目がいくもの。
私の視線から、古い箪笥の中に何かあると確信した強盗は、箪笥の引き出しに手をかけた。
「うわぁ!」
腰を抜かす犯人をナイフで刺し殺した。
古い箪笥の中に新たな秘密が仕舞われた。
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