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結婚の悩み
付き合って三年目。
彼女の家に挨拶に行くと、彼女に「あなたのせいよ!」と怒鳴られた。
突然のことで驚いていると、「あぁ、結婚、どうしよう……」と泣き出す彼女。
どうやら、両親に俺との結婚を反対されているらしい。
「大丈夫。俺が何とかする」
彼女を抱き締める。
俺の言葉にホッとした彼女は「じゃあ、家に入って」と、家の中へと案内した。
そこには血まみれで横たわる二人の姿が。
結婚ではなく、血痕を何とかして欲しいのだと悟った。
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