猫のためいき

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 私のご主人は、私とずっと一緒に居る。 家事を終えてのんびりしているご主人の膝の上に飛び乗る。 そうすると、ご主人は私の背中をゆっくりと撫でる。 あまりにしつこいと逃げたくなるが、ご主人はそれを心得ているようであった。 この生活がきっとずっと続くのだろう。 私はひとつ溜息を吐き、目を閉じた。
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