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伊織くんにクリスマスの話題を振られた僕は、ドキッと胸が高鳴った。
もしかしてクリスマス、僕と一緒に過ごしてくれるのかな。
「伊織くんは……?」
「俺は瑠璃と会う約束してるけどな。イルミネーションをどうしても見たいってうるさいから、連れていかねえと」
「そうなんだ……」
瑠璃さんは伊織くんの彼女。同学年の二人は、美男美女のお似合いのカップルだ。
「で? おまえはどうなんだよ」
また僕に話が戻ってきちゃった。どうしよう……。あっ、そうだ!
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