おばあちゃんの隠し事

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大人になって知った事。 一緒に住んでいた、おじいちゃん。 おばあちゃんのパートナーだった。 そのパートナーは、 家庭のある人だった。 私たちと名字も違った。 だから、 おばあちゃんは愛人。 愛人の子供家族と住んでいた人。 でも、 私にとっては、子供の頃一緒に住んでいて可愛がってくれた、 ただ一人のおじいちゃん。 でも、 おばあちゃんは写真の知らないおじいちゃんと私の記憶を擦り替えようとしていた。 そんな事、出来ないよ? だって、あのおじいちゃんは、愛人だったかもしれないけど、 愛情たっぷり私にくれた、おじいちゃんだもん。
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