プロローグ

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プロローグ

 お隣さんは、何とかって言う有名な茶道の家元さん。  穏やかな雰囲気を纏い、着物に身を包み、自分のことを”僕”と呼ぶ声は凛とし、洗礼された立ち居振る舞いは美しい。  だけど時より見せるどこか寂しげな表情は、何でも持っているように見える彼には、ひどく不釣り合いだった。 そんな彼のことが、なぜだか私は気になった??。 プロローグ fin.
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