0人が本棚に入れています
本棚に追加
4.体外への排出がなく、体内への摂取は可能
ひそかに重要なことであるが、排せつが起こらない。
小便も大便もする必要がなく、したいとも感じない。発汗も一切しない。
また食事を一切せずとも平気であり、水も食料も全くとらなくても腹が空くことはなく、食欲は基本的には起きない。
食事を一切しなくても疲労を感じたり病気になったり、体重が減るなどということも一切ない。
しかし体内に食物や水分を取り込むことはできる。それらはどこへ行くかというと、そのうちどこかに消えてしまうようである。
たとえば食事をすると、排便がないのだからどんどん体に食物が蓄積して太ってしまうのではないかと思われるかもしれないが、そんなことはなく、体内に取り込んだ分はどこかへ消えてしまうようである。
食事をしたり水を飲んだりすることはでき、その間「おいしい」「まずい」などと感じることはできる。普通に食事するのと同じ感覚である。
のどが渇くことはないが、ジュースを飲めばそれなりに甘さを感じることはでき、ジュースを楽しむことはできる。
5.何を食べても平気
何か悪いものを食べておなかを壊したりすることはない。
たとえば誤って石ころを食べても、腹を壊したり腸閉塞を起こす、というようなことはない。
6.熱に対しても平気
これは後々重要になってくるのだが、熱に対しては完全な耐性を持っている。
いかなる熱に対しても皮膚組織が破壊されることは一切なく、苦痛を感じることもない。
たとえばろうそくの火に手をかざしても手をやけどすることは一切なく、感覚としては「温かい」くらいにしか感じられない。
冷たいものに関しても同じで、ドライアイスを素手でつかんでも凍傷にかかることはなく、「ひんやりして気持ちいい」としか感じられない。
ある程度の温かさまでは感じることができ、たとえば風呂に入れば「温かくて気持ちいい」と感じることはできる。
周囲の気温が上がったり下がったりしても、不快なほど寒暖を感じることはなく、真夏では暖かく、真冬でも涼しいと感じるくらいである。服を着なくてもこの感覚については変わらない。
最初のコメントを投稿しよう!