赤毛の女-1

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 彼が座っているのは、水場のふちだ。  冷たくて透明な水が、途切れることなくこんこんと沸き出している。  水の魔法使いからすればお粗末な水量だが、これは街の生命線だ。  金では買えないものだから、汚すわけにはいかない。  「ヤリすぎて気持ちが悪い……」
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