想うがままに

糧

これだけの長い時間
私はひたすら
好きなことをやりたいって

接客の場に立ってきた
小説に触れてきた

好きだから
毎日好きなものに
触れていたかった

でも、
それが毎日楽しいばっかり
なんてあるわけなかった

苦しくてつらくって
悔しくてもがいてた

それでも
その日々だって糧にして
生きていく