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「夕べはずっと魘されてたわよ。
何か、怖い夢でも見たの?」
城での朝食の途中で、ナンシーが訪ねる。
だが、僕は敢えて彼女の質問に答えなかった。
夕べ見た夢の内容については、僕だけの秘密にしておきたいから。
けれども、あの夢を見たのを機に、僕は決意した。
僕は、リタを守る騎士になりたい。
例え自分が、水龍神アークレイから新たな水龍戦士に選ばれなくても、この一筋の槍にかけて、彼女を守り抜く。
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