7人が本棚に入れています
本棚に追加
/44ページ
４
ボ～と幸せを堪能しつつクラゲを見つめる
喋らなくても隣にいてくれる四宮くんに 緊張が解れてきたように思う
どれくらいクラゲを見ていたのだろうか 四宮くんの携帯が鳴っている
四宮くんが少し離れて 人のいない所で携帯をとった
すぐに帰ってきて 遊園地の中にあるハンバーガー屋さんに柴田君たちがいるという
「もうお昼？」
「そうだね 少し早いけど お昼は混み合うだろうからって」
「そっか じゃぁ行こ」
「いいけど またハンバーガーでいいの？ 他にも食べられる所あるよ？」
そうだった 昨日、四宮くんが持ってきてくれたから ふたりで食べて 残ったものを今朝チンして食べてきたんだ
でも 違うハンバーガー屋さんだし 遊園地にあるハンバーガー屋さんは僕の好きなハンバーガーがあるところだから 食べたい気もする
四宮くんは昨日食べたから 嫌かな？
最初のコメントを投稿しよう！