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四宮くんが柴田君に2枚分のお金を渡す
「はい じゃぁここから別行動な」
「おう」と受け取り 柿原君と歩いていってしまう柴田君
ふ、2人きり
1日中ですか？ 大丈夫かな
きっと四宮くん つまらないと思うよ
「行こっか」俯いてる僕の肩をポンと叩き 歩き出す四宮くん
その後ろに着いていった
「2人きりじゃ 嫌だった？」
少し暗めの声が前からする
僕の態度からそう思ったんだろう けど 違うと言わなくちゃ 四宮くんに失礼だ
僕は四宮くんの後から シャツの裾を掴む
言わなくちゃ
口を開こうとしたとき 四宮くんによってシャツから離された僕の手を 四宮くんが握りしめた
四宮くんの顔を見ると サッと目を逸らされて「可愛いことしないで」と言われ
そのまま歩き出した
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