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ギルド・ペガサス、訓練室。
長期休暇を使い、帝であるゴウとミサニに鍛えてもらっているフレイとクリナ。
今は、嵐の考えた特別メニューで、鍛えてる最中。
フレイ「マスター、言われた通り、オリジナル詠唱で、炎属性の魔法を、神級まで覚えたっす」
ゴウ「おぉ、そうか。そんじゃ次の内容な」
クリナ「ミサニさん、私も光属性の魔法、神級まで覚えました!」
ミサニ「はい、お疲れ様。それじゃあ、次の特訓は、少し休んでからやりましょうか」
クリナ「そうですね。いちおう、内容だけ聞いといても良いですか?」
ミサニ「そうね。えっと……」
ゴウ、ミサニ「ここまで終わる頃には、長期休暇も半分くらい過ぎただろう。つか、それ以上かかってるようなら、一緒には戦わせない。ってわけで、とりあえずここまでお疲れさん。こっから先の特訓は、自分の先生と一緒に、ルシファーの所に行け……だそうだ(だそうよ)」
クリナ、フレイ「……え?」
ゴウ「なんだ、ミサニとクリナちゃんの所も、同じ内容なのか」
ミサニ「そうみたいね。ルシファーって、嵐くんの使い魔の、堕天使よね?」
クリナ「はい。でも、ルシファーさんの所に行けって、どういう事なんでしょうか?」
フレイ「さぁ?でもよ、ルシファーさんって、寮の嵐の部屋に居るんだろ?行けば解るんじゃね?」
クリナ「私達は大丈夫ですけど、ミサニさんとゴウさんは、寮に入れなくないですか?」
フレイ「マスターって、学園長先生と知り合いっすよね?事情を話して、入れてもらえないんすか?」
ゴウ「大丈夫じゃねぇか?ま、いちおう聞いてみるよ」
そう言って、ゴウはミックルに念話をしてみる。
ゴウ『あー、クルちゃん?ゴウだけど』
ミックル『やぁ、しばらくだね。どうしたんだい?』
ゴウ『嵐に貰った、長期休暇中の特別特訓メニューをフレイにやらしてたんだが、次の内容が、寮に居るアイツの使い魔の所に行かなきゃいけなくて、ミサニの所も同じみたいなんだが、部外者の俺達は寮に入れねぇだろ?入れるようにしてくんねぇかな?』
ミックル『そっちもなんだ。実は、僕達の所も、昨日同じ内容が出てね。これから、嵐くんの部屋に行く所だったんだ。話を聞いたら、他の皆も同じみたいだよ?』
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