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二人でそんな事を言い出すが、その意味が僕には分からない。
けれど首をかしげている間に、そこでオルヴァが、
「では、先に私が上半身で、エリアスが下半身、それでいいな」
「本当に良いのか?」
「私自身もまだ臆病なのだよ」
そんな良く分からない会話をオルヴァとエリアスがして、そこで二人が僕の服に手を伸ばしたのだった。
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今更ながらにこの服の構造が僕には悔やまれる。
裸に下着一枚を付けた状態で、左右に開かれるように見えない場所に金具がついている。
そして現在、僕はその金具を一つづつ外されたかと思えば、真ん中の辺りだけを残したままにされて、
「やはり服が少し残っていた方が、凌辱されているように見えるな」
「オルヴァ……」
「だが少し服を着ていた方が、ルイスがいやらしく見えるだろう?」
「確かに服の裾から見える胸やふとももは、ルイスが暴れるから、ちらちらして欲情するが」
「そうだろう。自分から足を開く淫乱にするにしても、この方がみだらに見えるだろう?」
「言われてみれば確かに……」
エリアスがオルヴァがしている。
というかそんなフェチっぽい事を要求されても僕は嫌だ。
なので更に逃げようとじたばたしていると、そこでオルヴァの手が胸元に、エリアスの手が太ももに這わされる。
「や、やだっ、放せ、やぁああっ、ぁああっ」
「ルイスの太腿は手触りが良いな。最高だ」
エリアスがそういうけれど、それと同時に胸もいじられて僕は口から女の様な喘ぎ声が出てしまう。
これからこの二人に、友人だったはずの二人に女のように扱われてしまうのだ。
どうして二人同時に相手をする羽目になったんだろうと思いながら、僕は喘いでいると、
「どうやら胸をいじると、抵抗が弱くなるようだ。エリアス、その間に孔を解してしまった方が良い」
オルヴァの提案に頷き、エリアスが僕の服の下の方を開く。
はいている下着は、邪魔だからかエリアスの手で引きちぎられて破かれてしまう。
この僕の足を拘束している鎖は、こういった衣類に対して透過するので普通に脱がしてくれてもいいのにと僕が思っていると、そこでエリアスが何を取り出した。
液体の様な物で、それを穴にふりかける。
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