ルイス視点

7/12
前へ
/12ページ
次へ
「冷たいっ、ぁああっ、やだっ、ぁああ」  その間も、胸の突起を両方こねられたり、引っ張られたり、押されたりとオルヴァに刺激されていた。  手でそんな場所を触るなと抵抗しようとすると、そこでエリアスの手が僕の欲望を掴む。 「や、ぁあああ、やめっ、止めて、触らないでっ」 「何がだ? すでに立ち上がりかけて蜜をこぼしているが? オルヴァに胸をいじられるのがそんなに気持ちが良いのか?」 「ち、ちがっ……」 「妬けるな。それなら俺も頑張らないとな」  そんな所で頑張らなくていいですと僕は言いたかったのに、その間に孔を解すように指が差し込まれていく。  体が恐怖でガタガタ震える。  そこで僕の耳たぶや首筋にオルヴァがキスをする。  その軽い接触に、少し僕が落ち着いていると、僕の欲望をエリアスにいじられる。  強い快感が僕を満たして、孔を解されている事なんて忘れてただただ喘いでしまう。 「ぁああっ、やぁああっ、ぁああ、だめっ」  そんな僕に、エリアスもオルヴァも更に夢中になって僕に手を出してくる。  しかも気付けばずるりと指を抜かれて、 「ぁあああっ」 「なんだ、指を引き抜かれただけでルイスは感じるのか。……敏感で淫蕩な体だな」  エリアスが笑うのが聞こえる。  酷いと思うのに、相変わらず胸をいじられていて僕は喘ぎ声しか出せず、体も痺れたように動かない。  そこで、エリアスがごそりと自身の欲望を取り出す。  その大きさと太さ、巨悪な色に僕は、自分とは全然違うと思って恐怖を覚える。  なのにそれをすぐにエリアスが僕にあてがってきて、 「や、やだ、入らない、怖い、やめてっ、やだっ……んんっ」  そこで僕はオルヴァに振り返らせられてキスをされてしまう。  舌が入ってきて、それに頭もぼんやりしてしまう。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

33人が本棚に入れています
本棚に追加