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「勘のいい子ですよ。こちらが言わんとすることを、感じとって。
リオンの邪魔をしたくないって、それで、出ていきました。
今の職場でも、真面目にやってますし、本当、常識人ですね。」
チラッと俺を見て、続けた。
「十中八九、リオンに惚れてます。
後々厄介になると判断しました。」
「ふうん。
顔は?」
「は?」
「顔よ、か・お。
可愛いの?」
社長の意図する事が、わからず、八巻と俺は顔を見合わせた。
「俺からしたら、すごく、可愛いですよ。」
「まぁ、そうですね。男臭さは無いです。
可愛いって言うより、美形?クールビューティーって感じですかね。」
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