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「あっ…はあ……」
なまめかしい女の喘ぎ声が響く。
女の上でリズミカルに動く男はベッドについていた腕を女の首筋に伸ばす。
「ああっ!もっと……!」
女が求める声を合図に男は女の首を思いっきり絞める。
それもプレーのひとつだと思っていた女は、首を絞められながらも自分も腰を振る。
男の動きも早くなってくる。
しかし、徐々に息苦しさを覚えて男の手を叩いた。
「あ…がっ……」
とうとう腰を動かす余裕もなくなった女は、男の手首を握って救いを求める。
しかし男の腰の動きはさらに激しくなり、女が口元からよだれを垂れ流して動きを止めたと同時に…女の上で果てた。
男の手首を握っていた女の手が、ぱたりとベッドに落ちる。
そして男はもう一度腰を振り始めた。
女は大きく目を見開いたまま、ただ胸を揺らしている。
そんな女の表情がお気に召したのか、男は腰を振りながら女にキスをする。
反応などないが、口内まで犯すように舐めまわすと、更に腰の動きを速めた。
「最高だよ……」
そうつぶやいて女の身体からゆっくり身体を離すと、腹部に白濁とした液体をぶちまけた。
裸のままベッドを下り、恍惚とした表情を浮かべて女を見下ろす。
「でも…なんか足りないんだよ」
男は窓に歩み寄るとカーテンを開けた。
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