6人が本棚に入れています
本棚に追加
/37ページ
貴方の居ないこんな世界に、あたしの存在(あ)る意味などない。
貴方の居ない明日をどうやってあたしに生きろというの?
ねぇ、誰か教えてよ。
…答えを…。
ガタンッ!!
「未夢!!ちょっと、しっかりしてっ!未夢っ!!!」
ぼやけていく視界、冷たい床の感触、マネージャーが必死にあたしを呼ぶ声、全てが段々遠くなり、あたしは意識を手放した。
待ってて。
雅希、今、そっちに逝くわ。
最初のコメントを投稿しよう!