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プリッ!?
「どうじゃろう。ばあさんや。
あの尻をさばいて売ってしまえばまた暫くはくらせていけるかもしれぬ。」
プリリッ!!?
「そうじゃのう。
あの尻をさばいて売れば問題もなくなるでのう。」
プリーン!!!
お爺さんとお婆さんの話を壁越しに聞いていた尻は、裏切られたショックからか、壁を突き破ると同時にお婆さんにヒップアタックを食らわしました。
「ぶぴぇー!!?」
と、誰も聞いた事のない悲鳴をあげるお婆さん。
驚いたお爺さんは、お婆さんを見捨てて逃げ出します。
「ひぇー!おたすけぇー。」
即座にお婆さんを飲み込んだ尻は、お爺さんを追いかけました。
「くるなぁー!よせい!!
ぷばっ!」
逃げ惑うお爺さんに尻が追いつけない道理はありません。
追いつくなり、お爺さんの顔をプリンとしたお尻でひっぱたき、気絶させた後、今度は汚ねぇ方の尻でお爺さんを飲み込みました。
こうして、尻はさらにでかくなり、森で幸せに暮らしましたとさ。
めでたしめでたし。
私は絵本を閉じると子供達に笑みを浮かべます。
プリミャア!プリミャア!
「え?」
するとどうでしょう。
幼稚園の子供達は、皆、小さな尻に変わっておりました。
プリミャアー!!!
「いやぁー!!!」
私は、そぉのぉまぁーまぁー小さな尻達にぃーーー。
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