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体の痛みなど忘れて私は、おじさんの体を揺さぶりながら起こそうとする。
「おじさん!おじさん!!
起きて!」
「う……。冴子ちゃんか。
良かった。無事で……」
「おじさんこそ無事で…え?」
祐介おじさんが頭を振りながら、体を起こし、ひたいから手を離した瞬間、私は見てしまった。
祐介おじさんのひたいの真ん中に菊の紋の様な痣があったのだ。
「ど、どうしたぷり?」
「え?」
祐介おじさんは、語尾にぷりとかつける様な人ではない。
脳に異常があるのかもしれない。
心配になった私は、近くの病院までおじさんを連れて行こうと思い、おじさんに肩を貸そうとする。
「おじさん。病院にいこう。
私も怪我してるし、おじさんも一度精密検査をうけた方がいいよ。
頭打ってるかもしれないし。」
「う……。
俺はいいぷり。それより逃げるぷり。
なんか…変ぷり。」
「おじさん!?」
「おぁっ!ぷりぷりぷりっ!」
うっ!臭い!!!
祐介おじさんが頭痛を訴えながら、放屁をしまくっている。
たまらなくなった私は、おじさんから離れると、私に背を向けおじさんが立ち上がり、ズボンを下ろし半尻状態を私に見せつけて来た。
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