早朝

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私はおじさんの尻をかわそうと仰け反りかわそうとして尻餅をつく様にに転んでしまい、上空でおじさんとおばさんの尻がぶつかり合う。 「ダッシャァァァァ!!!」 「バッチャァァァ!!!」 そして、2人は互いの尻圧で遠くへ飛んでいった。 「は?へ?」 神回避だった事は間違いない。 だが、コンクリートに穴をあけるほどの尻圧がぶつかり合った訳で… その圧力がどれほどのものかも理解できるほど、はるか遠くに飛んでいった2人が少しだけ心配になった。 「……… ここまで来ちゃったし、学校のぞいてみよう。」 私は、数キロ先に見える校門まで歩いていった。 もうすぐ学校につく。 これで、何事もなかったら… 私の格好をどう弁解するべきか… ジャージ姿の自分を見て、力無く笑う。 やはり、一度帰って着替えてからいくかな? でも、おばさんが待ち受けていたら、着替えどころの騒ぎではない。 とりあえず、覗くだけ覗いて、先生がいたら送ってもらうのが一番かな? 私は、ゆっくりと歩きながら、そう考えた。 プリー!プリー! と校庭からたくさんの人声がする。 あー、みんな学校だったのかぁー。 あんなにもプリィーって…プリ!?
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