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私は、夢の中で近くの保育園で紙芝居を読む。
その話は、子供に聞かせるには過酷な話。
だが、私はそれを当たり前の様に読んでいる。
昔々、ある所にお爺さんとお婆さんがおりました。
おじいさんは、柴狩りに。
「ぽち!お前に決めたぞい!」
「あん!」
「いっけぇー!ぽち!あのクマを倒すんじゃー!」
「キャイン!?」
「ぽち!?何故にげるんじゃ!
ぬぉっ!」
お婆さんは、川に修行に行きました。
「南無阿弥陀仏。」
お婆さんが川で滝行をしていると、頭上から大きな尻がドンブラコー、ドンブラコーと流れてきます。
「ナンマイダー!ナンマイダー!はぁーっ!!」
ゴチーンとお婆さんの頭の上に落ちた尻は、お婆さんにたん瘤を作ると、そのまま川下へ流れて行きます。
「このプリケツめー!!
容赦せんぞー!!!」
頭にきたお婆さんは、尻を捕まえるとそのまま家へ持ち帰りました。
お婆さんが家に帰るとお爺さんが熊を締め上げ気絶させています。
「じじいだと思って馬鹿にするでないぞー!!
おや、ばあさんお帰り。
それはなんじゃ?」
お爺さんがお婆さんに問うとお婆さんはカンカンに怒りながら言いました。
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