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「君はどこを見てたんだ!いらん!もらっても困る!」
「ん~先生、器用そうだし職業柄使い方も問題なさそうスけど、先生が自分自身に使いたい時はボクがお手伝いするスね」
「な……何を言っているんだね!って、さっきの映像を思い出してしまったではないか!」
初めて見る道具の無修正な使用場面の数々が鮮明に浮かんでしまい、モグリは頭を抱えた。
「モグリ先生は、スゴ腕の外科医っスよね」
いつも自分をからかうことしかしないマリネに、突然真顔で言われてモグリは驚きつつも少し照れた。
褒められて悪い気はしない。
「それと同様にボクも、未開発のお尻を淫乱調教することには自信があるス」
「同様ではない!一緒にするな!」
くだらない会話で盛り上がっていると、院長室のドアがノックされた。
「あ……アザミ班長?助かりましたぁ!」
思わずモグリから「吹雪の雪山で迷っていたら、山小屋を見つけた」とでもいうような声が出てしまった。
「マリネ……オメェ後でお仕置きだぞ」
アザミがジロリとマリネを見る。
「ん~ボク悪いこと何もしてないスよ?」
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