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「ん~お医者さんって頭と技術はすごくても、自分から進んで体を張った汚れ仕事なんてしないって思ってたス」
「皆が命を懸けているんだ。私も『96・アザミ班』の一員だからね。自分の出来そうなことがあれば協力するのが筋だろう」
「モグリ先生って男気あるんスね。惚れたス」
「いや、それほどでも……え?今、なんて」
「先生って今までは抱く側だったんスよね?でも全然問題ないスから。えっと、ここから一番近いラブホは……」
「ま、待て!なにやら問題大有りの発言ではないか!まだ任務中……いや、そういうことではなくて!」
「ちゃんと白衣も持ってきてるから、安心してくださいス」
白衣と聞き「もしかしたらマリネ君は、新たな任務の話をしようとしているのかも」と、モグリが真顔になる。
「この後、私が関わる『96』の別の任務でも控えているのかな?」
「ボクはキュートなナース姿になるス。ナースが先生を襲って、エッチな注射をいっぱいしてあげるス」
任務は全然関係なかった。
「車から降ろしてくれ!私は歩いて帰る!」
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