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岩原は壁に手を付いたアズミに近づき腰を手前に引き寄せて尻を突き出させると、引き締まった割れ目に両手の親指を差し込み左右に開いた。
「嫌々体を売ってるって?俺に見られているだけで、乳首おっ勃てて穴をひくつかせる淫乱な体のくせに。この中も何か隠しちゃいないか、ちゃんと調べないとな」
そう言って目の前でひくつく襞を大きく開くと、クチッと湿った音がした。
「やっ……そんな中まで見るな……」
激しい羞恥からか、声と肩が小さく震え始める。
その弱々しい後ろ姿と懇願の声が、逆に岩原の嗜虐心に火を付けた。
背後からアズミを抱き締めた岩原は、彼の屹立したものを握り込んで上下に扱きながら、その先端を意地悪く指で責める。
「ガチガチにして涎までたらしてるこれはなんだ?見られて喜んでる証拠だろ!あんた、こっちの小さい穴も使って相手を楽しませてるんじゃないのか?」
「違っ……ひぃっん……んんっ!」
アズミの必死に耐えるような涙まじりの嬌声が、室内に響く卑猥な音と混ざり合い、岩原の最後の理性を吹き飛ばした。
「くそっ!俺にも売れよ!いや、買い取りだ!いいな!」
翌晩、岩原の裏カジノに招待されたアズミの目は輝いていた。
「すげぇ……!」
「俺の城だ。一晩で億単位の金を動かすこともある」
「現実離れしすぎて、実感がねぇや」
自分の腰に手を回している岩原の耳に顏を寄せて、嬉しそうに囁く。
「裏カジノって、もっと人気のないような郊外でひっそり経営しているのかと思ってたら、こんな都心で堂々と経営されてたなんて……」
「それが狙いなんだよ。人が多い場所だからこそ、逆に目立たないし客も多いのさ」
もしアズミが警察の人間で「おとり捜査」をしていたのならば、俺に抱かれそうになった時点で徹底的に誤魔化そうとしたり、なんとか逃げようとするはずだ。
さすがに自分の体までは使わないだろうからな。
アズミは「おとり捜査をしている警察官」ではない。
岩原は自分の判断に賭けた。
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