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リーン
スマホから小さな鈴を鳴らしたかのような着信音がしてメールを開いた。
「、、、今回も見送りか」
そんな簡単にプロになんてなれない。
その証明のようにこのスマホの中には見送りの通知が山のように入っている。
学生時代にちょっと作曲が出来ただけで天狗になっていた。
でも夢って追わないと消えてしまうものだろう?
この胸を熱くさせてもくれない。夢無しの人生なんて御免だ。
塾のバイトまでにまたギターで作曲をしよう。俺には作曲しかないんだ。
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