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『光二。女性もいいと思うよね?』
「まあ、そうだね。俺も、どっちもいけるよ」
しかし、子孫を残してしまうと処刑されてしまうので、スリリングだという。
「守人。俺は仕事だから、眠っていてね」
そこで、俺は光二の中で眠る事にした。
俺のような二重人体は、村でも珍しい。
光二は、俺を護る為に、二重人体になったと言っていた。
どうしても、眠っている時間が無防備になるので、交代制になったらしい。
俺が光二の心臓の付近で眠っていると、大きな音がしていた。
何の音なのだと、少し目を開いてみると、そこには大きな鳥がいた。
こんな場所に鳥がいる筈ないので、きっと夢なのであろう。
しかし、心臓よりも大きな音が響いていた。
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