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再び眠ろうとすると、足元に巨大な蛇がいた。
鳥に蛇は天敵ではないのか。
慌てて蛇を追うと、オウムに突かれて逃げていた。
この蛇が、細い糸は吐き出し光二を修復していた。
光二はこの二匹を体内で飼う事で、重傷から復帰して普通の生活に戻った。
でも、こんな生命が簡単にいる訳もない。
光二が瀕死の状態からは、リルが助けてくれたが、この生き物はリルの仕業ではない。
満千留も翔琉も、俺と似たような年齢で経験が少ない。
こんな見た事のない技を使うとすると、俺にとっても未知の存在である、
兎屋ではないのか。
俺は胡坐をかいて座り直すと、オウムと蛇を観察してしまった。
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