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席に着くと、黒川にどかされてしまった。
「上座はあっち」
でも俺は、この巨大な釜の近くにいたい。
席を動かしていると、銀二に睨まれてしまった。
「せっかく来たのですから、光二さんの具合も確認させてくださいね」
光二は完治していると思うが、闇は補充しておいたほうがいい。
翔琉は俺の横に座ると、嬉しそうにご飯を食べていた。
「それで、仙人はどうだった」
「助言をいただきましたよ。俺が光二を守らなくてはいけないと分かりました」
光二は、綺麗な輝夜姫であった。
頭が良くて優しい姫で、誰かが守らなくては攫われてしまう。
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